2020年の東アジア文化都市に北九州市が選出されました。
東アジア文化都市って何?と思われる方も多いと思いますので、今回はその概要と開催されるイベントについてご紹介します。
九州では初めて開催される東アジア文化都市2020にぜひ足を運んで、文化や芸術に触れてみてはいかがでしょうか。
東アジア文化都市2020北九州市って何?
東アジア文化都市とは何かというと、日中韓文化大臣会合での合意のもと、日本・中国・韓国の3か国で、それぞれ文化・芸術によって発展を目指す一都市を選んで開催するイベントです。
2020年は中国・揚州市、韓国・順天市、そして北九州市の3都市が選定され、それぞれの都市では現代の芸術文化と伝統文化、さらにさまざまな生活文化に関する催しものが開かれます。
<北九州市が選ばれた理由は何?>
北九州市は、歴史的・地理的にもアジアの玄関口としての発展をとげてきました。
産業構造の変化による低迷や少子高齢化が進むなど、市を取り巻く環境が厳しくなっていく中、街を活気づけるべくさまざまな街づくりの提案を内外に発信し、発展の可能性をアピールしてきたのです。
そのような市の文化や芸術が街づくりの新しい原動力として期待され、東アジア文化都市2020の開催都市として選ばれました。
文化施設が充実しており、漫画やアニメなどとも深い関わりをもつ北九州市での開催ですから、とても楽しみですね。
東アジア文化都市2020北九州市で開催される主なイベント
開催期間は2020年3月から12月ですが、どのような催し物が開かれるのでしょうか。
<開幕式典>
3月28日、北九州芸術劇場大ホールでは開幕式典が開かれます。
県立高校の書道部による書道パフォーマンスや、関門海峡周辺の地域資源と門司地区を題材にした、日本舞踊、唄、三味線などで構成される新作を上演。
また中国・韓国は、それぞれの国を代表する演目を披露します。
まずはこちらの開幕式典で、アジアの文化を肌で感じてみてはいかがでしょうか。
<電気と光を使ったアート作品>
ロンドンを拠点に活動している、電気と光を使った作品を作るアーティストと、フランスを拠点に活動する北九州市出身のダンサーとの共作による映像を公開します。
こちらは、北九州市環境ミュージアム・ドームシアターで2月11日から3月29日まで開催していますよ。
また、夏には書と文芸に関するイベントが開かれ、日中韓の書家による「漢字」をテーマにした作品を展示します。
さらに浮世絵や明治以降の社会風刺画、漫画雑誌などを展示するイベントや、SFやアニメに関するイベントなど、さまざまな趣向で芸術や文化に触れる企画が盛りだくさんです。
まとめ
九州で初めて開催される東アジア文化都市2020では、市が発信する文化や芸術の魅力を存分に味わうことができます。
この機会にぜひ足を運んで、文化芸術を学び、人々との文化的交流を体感してみてはいかがでしょうか。
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